2020年04月27日

ハッブル望遠鏡30年(日経記事)

 日経新聞の4月27日朝刊の記事です。「宇宙のサンゴ礁」と呼ばれる星雲の写真が、ハッブル望遠鏡打ち上げから30周年の記念の写真として公開されました。「赤い星雲」と「青い星雲」と書かれていましたが、紙面の記事は残念ながらモノクロだったので、NASAのページからカラー画像を引用します:stsci-h-p2016a-m-2000x1374.png
 これらは大マゼラン雲の中の星雲で、赤い方は NGC2014、青い方は NGC2020 だそうです(!)。

 ところで5月の駿台天文講座ですが、実施か否かは、学校の授業再開の状況を見て決定される見通しです。結論は、もう少しお待ちください。
posted by 駿台天文中嶋 at 11:51| Comment(3) | 日記

2020年04月07日

日経新聞記事,4月5日,4月7日

 4月5日には「生命ある惑星 地球だけ?」という見出しで,地球以外の生命の存在確率について,最近の研究成果を報告する記事がありました.生命が,太古の混沌の中から自然に合成される確率は,計算してみると非常に低いのですが,今見えている宇宙の外側の広大な宇宙を考えれば確率は1以上になる,というものです.そうすると逆に,今見えている宇宙の中には地球外生命の見つかる確率は非常に小さいということになってしまいますが,生命誕生のプロセスには諸説があり,まだ何とも言えない,ということのようです.
 ともかく一刻も早く実際に宇宙の中に生命の痕跡を見つけたいものですが,そのためのカギを握る「TMT望遠鏡」の建設が残念ながら遅れているという記事が,4月6日の日経紙面にありました.

 4月7日(火)の記事は,「スカイツリー展望台、地上より10億分の4秒速く」というもので,一般相対論に基づく「重力による時計の遅れ」を500m足らずの高低差で確かめた,とのことでした.500m上に登れば,地球の中心からの距離が増えてその分重力が弱くなるのですが,それにしてもその差はほんのわずかです.さらに一般相対論の影響などはそれに輪をかけて小さいので,時間の差などは気が遠くなるような小ささです.にもかかわらずそれが検出できたということは,それを測定した時計の精度がすごかった,ということに他ならないわけです.結局この実験は,新技術の「光格子時計」のすごさを示すもの,となっています.
 実は,これと同じ実験が40年以上前,国立天文台がまだ「東京天文台」と呼ばれていたころに,海抜2876mの乗鞍山山頂で行われていました.実施したのは,この1月に101歳でお亡くなりになった故飯島重孝先生です.先生が用いられたのは「セシウム原子時計」という時計で,標準的な精度は光格子時計の100分の1程度ですが,これを各種の実験でぎりぎりまで精度を高め,乗鞍山頂での一般相対論効果を確かめられた,というものです.すばらしい研究成果だったのですが,当時の天文台は純粋に研究一筋というところで記者会見の発表などは思いも及ばず,せっかくの成果があまり知られていないというのはなんとも残念なことです.
posted by 駿台天文中嶋 at 10:39| Comment(0) | 日記

2020年03月03日

日経新聞記事、地球の磁気

 日経新聞2月29日の記事で「生命育んだ地球の磁気 地球深部を再現、起源に迫る」というのがありました。地磁気がどのようにして起こるのか、現在でもまだ大きなナゾとなっているが、近年その考え方にいろいろな発展があった、という内容です。地磁気は宇宙からの放射線を防ぎ、生命の誕生・発展に欠くことのできない要素だということで、地球生命の研究にも重要なテーマです。この記事にも、東工大の井田先生がコメントが載っていました。井田先生には、3月の講座で「(仮題)地球・生命の起源と進化」というお話をしていただくことになっています。記事のリンクは こちら

 講座が開催されるか休会となるかについては、現在検討中ですが、ホームページなどになるべく早く掲示しますので、ご注目下さい。
posted by 駿台天文中嶋 at 18:28| Comment(2) | 日記

2020年02月15日

樋口有理可さん紹介記事

 駿台天文講座、2018年11月にてお話いただいた、国立天文台の樋口有理可さんの記事が、日経新聞の14日(金)朝刊「かがくアゴラ」の欄に出ています。記事へのリンクは こちら。樋口さんのお話は、内容を天文講座のウエブページで紹介しています(こちら).
 (太陽系)小天体については、最近いろいろな発見もあり、面白くなっています。また取り上げてみたいと思います。

 [お知らせ] 2020年度前半、4〜9月の月例講座のプログラムが決定しました。
posted by 駿台天文中嶋 at 09:11| Comment(0) | 日記

2020年02月02日

日経科学記事、2月2日(日)、アルファケンタウリC の惑星

 アルファケンタウリとは「ケンタウルス座α星」のことで、沖縄より北の日本では見ることができませんが、太陽系に最も近い恒星として知られている南天の星です。この星は3つの星で構成されている「連星系」で、これらは明るい順にそれぞれ「アルファケンタウリA」、「同B」、および「同C」と呼ばれます。そしてその最も暗い星「アルファケンタウリC」は、別名で「プロクシマ」とも呼ばれています。
 2016年、このプロクシマ星の周りに惑星があるのが発見されました。この惑星は、質量は少なくとも地球の1.3倍、表面温度は熱過ぎず冷た過ぎず、水が液体で存在できる可能性があるということで、たいへん注目されていました。そしてこのほど、ここにもう一つ惑星がある可能性が新たに指摘され、このプロクシマ星に再び注目が集まっている・・・というのが、日経新聞2月2日の科学記事の内容です。
 駿台講座では、3月に東工大の井田茂先生のお話がありますが、井田先生は太陽系外惑星探査や地球外生命探査がご専門です。今回のプロクシマ星の話題についてもご説明いただけるのではないかと思います。
 日経記事はこちら、また新惑星の可能性についてのナショナルジオグラフィックの記事(英文)はこちら
posted by 駿台天文中嶋 at 21:56| Comment(0) | 日記

2019年12月16日

12月16日、朝日新聞ディジタル記事、木曽天文台のトモエゴゼン

 前々回、11月の朝日新聞記事に続き、木曽天文台トモエゴゼンの詳しい説明が、朝日新聞デジタルの記事で読めます。(前回同様、無料会員登録で読めます。)リンクは こちら
 そろそろ来年度の講座のプログラムの作成を始めますので、これについても乞うご期待。
posted by 駿台天文中嶋 at 18:57| Comment(0) | 日記