
京都大学が中心となって開発した「せいめい望遠鏡」がこのほど完成し,2月20日に完成式典があったということが,21日の日経新聞に掲載されました.(写真は 京都大学のページ より.)
望遠鏡の口径は3.8mで,すばる望遠鏡の8.2mには及びませんが,各種の新技術を結集したユニークな望遠鏡になっているようです.また研究テーマも,その機動性を活用した観測,例えば星の爆発など突発的な事象,スーパーフレア星の観測などを計画しているということです.
「せいめい」の名称は,平安時代の陰陽師・天文博士の安倍晴明にちなむ,ということで,いろいろ興味深い話題がありそうです.ぜひ駿台天文講座で取り上げたいと思います.