いささか旧聞になりますが、1月4日の日経新聞に「新天⽂台、地球外⽂明探る − 英豪南ア中⼼に電波望遠鏡 感度50倍、銀河の進化も」という見出しで、SKA計画の紹介がありました。これは電波天文学の計画で、「多数の電波望遠鏡を組み合わせて利⽤する。すべて(の電波望遠鏡の面積を)合わせると⾯積が世界最⼤の1平⽅キロメートル程度になることが名前の由来。」というものです。
電波望遠鏡では「ALMA」が良く知られていますが、SKAは波長の長い電波を観測しようとするもので、また異なる宇宙像の解明が期待されます。記事には「太陽に近い1万個の星々で仮に⽂明が存在し、空港レーダーを使っている場合、SKAの感度なら捉えられる」とありました。
日本では「日本SKAコンソーシアム」という組織が作られて、これに参加して行く予定だそうです。ぜひ講座で聴いてみたいと思います。
2021年01月23日
講座で聴きたい天文ニュース(2) SKA(スクエア・キロメートル・アレイ)計画
posted by 駿台天文中嶋 at 15:56| Comment(0)
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