2018年02月11日

銀河の惑星(補足)

 昨日のブログ記事への補足です.ここでの「重力レンズ」は「重力マイクロレンズ」というもので,大きな銀河団などのもたらす重力レンズ(参考図)とは異なる現象です.重力マイクロレンズは,図示することはできませんが言葉で説明すると,「小さな天体が,さらに小さな点光源の前を通過する時,一瞬,虫眼鏡のように点光源を拡大する」というもので,どんなに遠方でも小さな天体一個一個の存在を確認することができます.もちろん近くの天体でも起こることで,私達の銀河系の中でも,光を発していない小さな天体が遠方の恒星の前を通過する際にこれが観測されます.このような現象は,もう既にいくつも観測されています.
 重力レンズ天文学については,駿台でも何回かお話しいただいた東京大学の須藤靖先生の大変良い解説が こちら にあります.
posted by 駿台天文中嶋 at 11:13| Comment(0) | 日記