2016年03月13日

「超ひも理論」の解説記事

 日経新聞 3月13日(日)朝刊に,「超ひも理論」の解説記事が出ています.基礎的なことから最近の新展開まで要領よくまとめられているので,お勧めです.「重力理論」とも関係あり,近い将来「宇宙理論」とも関係してくると考えられるので,駿台天文講座でも取り上げてみたいと思います.
 同じ日経新聞に,明日(14日)から始まる日本天文学会春季年会の特報の一つ「超巨大ブラックホールからの光速のガス噴出」の紹介があります.記事の中に出てくる国立天文台の秦和弘さんは,昨年夏の北軽井沢駿台天文講座で「巨大ブラックホールの姿・形・性格を明らかにする〜人類最高の『瞳』の挑戦〜」のお話しをしていただいた方です.秦さんのグループが着々と成果を出しています.


posted by 駿台天文中嶋 at 11:46| Comment(3) | 日記

2016年03月07日

謎の電波に関する別の発見(ナショナルジオグラフィック日本版ニュース,3月4日),他

 前々回の記事で紹介した,謎の電波「高速電波バースト(Fast Radio Burst=FRB)」に関して,また別の重要な発見が紹介されています.(記事はこちら
 前回の記事は,オーストラリアの電波天文台が発見したFRBを日本のすばる望遠鏡が確認した,というものでしたが,今回の記事は,プエルトリコのアレシボ電波天文台で2012年に観測されたFRBが,2015年の観測で10回も繰り返し発生したことを確認した,というものです.
 日本・オーストラリアのグループの観測・発見では,観測グループは「中性子星の連星の合体ではないか」と推測していましたが,今回の観測はこの解釈とは大きく食い違う結果となっています.
 面白くなってきました.

 別件ですが,長谷川先生のお話しにあった「2014年のBICEP2の発表は間違いだった」という件に関し,この発表直後に寄稿された「『宇宙誕生の重力波』はまだ証明されていなかった――小松英一郎氏緊急寄稿」という記事も見つけました(こちら).小松さんはドイツのマックスプランク研究所の所長で,最近の著書(共著)が長谷川先生の講演記録の最後に紹介されています.
posted by 駿台天文中嶋 at 18:00| Comment(0) | 日記